洋裁型紙

2017-10

生地を買う時に、これだけは確認すべき5つのポイント - 2017.09.12 Tue

”洋服作りは敷居が高い!” 

”小物は自己流で作れても、洋服作りは難しそう、、、”

確かに洋服作りは、他のホビーと比べると難しいです。道具や材料を揃えるのも大変だし、縫い合わせもテクニックが必要です。

でも、だからこそ面白いんです。奥が深くて、飽きることがありません。

こちらのブログでは、洋裁初心者の方に向けて、もっと洋裁が楽しくなるような、もっと洋裁が分かりやすくなるような、そんなお役立ち情報を発信しています。

今回は、生地の選び方をご紹介します。生地選びも、ビギナーの方には結構ハードルのポイントですよね。

たくさん並ぶ生地の中から、どういった基準で生地を選べば良いのか?

押さえておくべきポイントは5つ。色や風合いなどの見た目だけでなく、下記の点も必ずチェックして購入してください。


  1. 生地幅

  2. 上下があるか?

  3. 用尺

  4. 洗濯できるか?

  5. 表裏


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1. 幅



横の長さ(耳から耳)=生地幅です。
服作りのための生地の種類と選び方


生地幅は大きく分けて、90cm、110cm前後の広幅、140cmのダブル幅の3種類あります。
服作りのための生地の種類と選び方

90cm幅


手芸店の生地はほとんど90cm幅。
洋服作りには中途半端な幅なので、用尺が多めに必要です。

110cm前後(広幅)


110~125cmぐらいが一般的。
服地専門店で売られるコットン生地に多い。
ブラウス、ワンピース向き。

140cm前後(ダブル幅)


140~150cmぐらいが一般的
服地専門店で売られるウールや化繊に多い。
ジャケット、コート向き。



2. 上下があるか?



生地の向きに上下方向があるか無いかによって、生地の裁断が違ってきます。型紙を上下逆さに置ける(差し込みできる)生地は、生地の無駄が少ないので、用尺が少なくなります。

上下のある生地は、生地の無駄が多いので、多めに買っておく必要があります。
服作りのための生地の種類と選び方

<上下がある生地>

柄に上下があるもの


コットンプリント、ジャカード織など
柄は上下逆さまに連続しているものはOKです。

毛足の長いもの


ベルベット、コーデュロイ、カシミヤなど
手触りが上→下と下→上で異なります。
上からの見え時と下から見た時では、生地の風合いが異なります。

光沢のあるもの


化繊など
上からの見え方と下からの見え方が違っている場合があります。



3. 用尺


用尺についてはあくまで目安です。同じブラウスでも、衿の有無、袖の長さによって、必要な分量は大きく違ってきます。

ブラウス

 
ブラウス丈+袖丈+衿+15cm / 広幅で150~200cmぐらい

ワンピース


ワンピース丈+袖丈+衿+15cm / 広幅で200~250cmぐらい

スカート


(スカート丈+10cm)×2 / 広幅で130~150cmぐらい

ジャケット


ジャケット丈+袖丈+衿+15cm / ダブル幅で150~200cmぐらい
用尺については、こちらのHPで詳しく紹介されています。

ヨーロッパ生地のひでき

Kireyasan Popuri

生地のヨシムラ




4. 洗濯できるか?

洗濯機で洗濯できるかどうかによって、作るアイテムが違ってきます。肌に近いアイテムは、頻繁に洗う必要があるので、洗濯可のものを選びましょう。コートやジャケットのように、1シーズンに数回しかクリーニングしないようなものは、洗濯不可素材で大丈夫です。

<洗濯できるもの>


コットン、麻など
ブラウスやワンピース向き

<洗濯できないもの>


ウール、シルクなど
ジャケットやコート向き

化繊は様々なタイプがありますので、その都度、生地屋さんで洗濯できるかどうかの確認が必要です。ウールの中には、手洗いできるウォシャブルタイプもあり、秋冬用のシャツなどに便利に使えます。




5. 表裏


生地を買って帰って、裁断する時に困ってしまうのが、表裏がわからない時。生地の買う際には、印を付けてもらったり、中表に折ってもらって、必ず表裏が分かるようにしておきましょう。

<表裏を判断するポイント>



  • 耳をじっくり見てみて、綺麗な方が表です。

  • 綾織の場合は、右上がりになっているものがほとんどです。右上がりが表、左上がりが裏。

  • 生地の光沢や風合いが綺麗な方が表。





まとめ


”自分の洋服を自分で作れたらいいな〜”
と思っている方はとても多いのですが、洋裁を一から始めるのは、敷居の高くて、躊躇される方が多いようです。

道具が揃っていない、家の中に広げる場所がない、難しそう、、、だいたいそんな理由でしょうか。

確かに洋裁は、他のホビーに比べると、道具を揃えるのも大変だし、作業自体も難しいです。

でも、まずは生地屋さんに行って、あまり深く考えずに、気に入った生地を買ってみてください。生地を手にしたら、創作意欲がどんどん湧いてきます。

デザインを考えてから生地を買う方が無駄がないですが、買った生地で作れるデザインを考えるのも楽しいです。

東京近郊にお住まいなら、日暮里繊維街。大阪なら船場あたりが面白いスポットです。何も買わなくても、生地を見ながら思いを巡らすのも楽しいので、ぜひ出かけてみてください。

こちらの記事もご参考に 日暮里繊維街の歩き方

洋裁型紙通販

表参道の初心者向け洋裁教室

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プロフィール

山崎ゆきこ(”美人服”洋裁師 / 婦人子供服製造一級技能士)

Author:山崎ゆきこ(”美人服”洋裁師 / 婦人子供服製造一級技能士)
はじめまして、”美人服”洋裁師の山崎ゆきこです。美人洋裁師ではありません!着る人を美人に見せる”美人服”を作る洋裁師です。型紙ショップと洋裁サロンを運営しています。

ファッションブランドでプレスやマーケティングとして従事した後、出産を機に洋裁とCAD製図を専門的に学ぶ。国家検定一級技能士を取得。

コスパに厳しい大阪出身。二子玉川在住。海とアウトドアが大好きなので、一年中小麦色です♪

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